なた豆の料理と口臭の関係を考えてみた

石代生産(東京都八王子市、石塚重雄社長、042・652・3090)の水を用いた電気フライヤー「ハイブリッドエコフライヤー=写真」の販売が好調だ。油の下の層に水を入れ、スクリューで水を循環させて油の酸化劣化を防ぐ。油を交換せずに済み、メンテナンス性が高い。この2年間の販売実績は計100台だが、石塚社長は「2014年度だけで100台はいける」と手応えを感じている。 フライや唐揚げの油調理がカラッと揚がる。プロの料理人のように揚げられることが受け、居酒屋や弁当屋で納入実績を積み上げた。また豆腐、ステーキ、もちなどが焼いたように揚がり、調理の幅が広がることも評価されている。 「料理を食べたら、製品の良さをわかってもらえる」。最近、中食に力を入れているスーパーマーケットにも納入が決まった。おいしい料理を通し、顧客に笑顔を届けている。 全国商工会連合会がまとめた2014年4月期小規模企業景気動向調査によると、産業全体の景気動向指数(DI)は消費税増税の影響が顕著に出て、4指標すべて全産業で大幅悪化した。経営指導員からは、駆け込み需要の反動減がいつまで続くのか懸念の声が寄せられている。 業界別に見ると、製造業は自動車関連で販売台数の増加を受けて好調との報告もあったものの、機械・金属関連で反動減の報告があった。 建設業は、住宅関連で駆け込み需要の受注残がまだあるとの報告もあるが、全体として反動減がでて受注は減少。 公共工事関連で発注は増加しているものの、資材費や人件費の高騰は著しく採算はさらに悪化している。 小売業は売上額のDIが50・5ポイント、業況も37ポイントと大幅悪化した。 消費増税前の駆け込み需要の反動減によって自動車や電化製品、衣料品などの売り上げが減少した。食品関連も買い控えがあったことから、客単価も落ちた。 組込みシステム産業振興機構(兵庫県尼崎市、宮原秀夫理事長、06・6494・7387)は、組み込みシステム技術者を育成する「組込み適塾」の東北地域での遠隔講義を拡充する。従来の遠隔配信システムで受講できた基本講座に加え、高精細立体画像を表示する可視化システムを活用し、グループ演習や討論などの実習講座を増やす。関西で受講できない東北の組み込みシステム技術者の技能向上を図る。(9面参照)  可視化システムを活用した講義はコンピューターアーキテクチャーの基礎(座学)、組み込みソフトウエア設計、システム開発ドキュメンテーション、デザイン思考によるシステムアーキテクティングなどの講座を数回程度予定。大阪大学のサイバーメディアセンターと、東北大学のサイバーサイエンスセンターの協力で実現した。 可視化システムによって従来できなかった臨場感や一体感がある討論やグループ演習の講義を行う。関西では同システムを設置する大阪大学サイバーメディアセンターうめきた拠点(大阪市北区)で実施する。また従来の遠隔配信システムを活用した遠隔講義についても、アドバンストシステムやシステムデザイン科目なども追加する。 一方、「組込み適塾」の新たなカリキュラムとしてアドバンストコースを開設。世の中の変化や要望などに対応しながら設計できる組み込みシステム人材を育成していく。2014年度の「組込み適塾」は24日に開講する。 「組込み適塾」は組み込みシステムに関する知識や技術を体系的、実践的に学び、関西発で全国の組み込みシステム技術者を育成する取り組み。12年から被災地支援の一環で東北での同技術者の人材育成支援に特に力を入れている。 「成長路線に踏み出していく。一段と改革を進めて生産性を高めていかねばならない」―。ムダのない生産システムへの転換に力を入れるOKIサーキットテクノロジー(OTC)の野末正仁社長は、山形・鶴岡でのモノづくりに意欲的だ。 OKIグループの電子機器製造受託サービス(EMS)事業の一員として、2012年10月に誕生した。プリント配線板を手がけていた田中貴金属工業の鶴岡工場が前身で、14年4月に新会社スタート時の「OKI田中サーキット」から現社名に変更した。大型・多層基板などのハイエンド型を得意とする。当面は「年10%のなた豆茶の成長を目指す」としている。 生産改革の取り組みは13年度にスタートした。山形大学が養成した高度なノウハウを持つシニアインストラクターらの協力を受け、現場診断を重ねた。現場改善の提案では、モノづくりの源流から出荷・営業まで事業全体の目指す方向が示された。野末社長は「個々のラインの部分的な改善ではなく、全体の現状を見るノウハウを教わった」と振り返る。14年1月から山形大の協力も得て生産革新に乗り出した。 OTCのプリント基板生産は、量産品を扱うEMS会社とは一線を画し、難易度の高い多品種少量生産が強み。これに適した工夫により、全体の最適化を追求している。生産改革でネックとなっていた内層処理工程、積層成形工程などから着手。同じ加工条件の仕掛品を集める場所「口臭対策ネット通販」などを設置した。工作機械の前に仕掛品が滞留してしまう課題を解消。ストアなどの設置により、数値制御(NC)マシンの稼働率が従来に比べて約14%向上といった成果が生まれた。 一連の改善の取り組みを段階的に各工程に展開中で、14年度の生産能力は前年度比30%増を目標に掲げた。達成に向け、非正規を含めて約50人を増員する計画。また現在の週5日稼働を週6日にする。野末社長は「ハイエンドの分野で日本一を目指す」と意気込む。  ▽社長=野末正仁社長▽本社=山形県鶴岡市宝田1の15の68、0235・24・3451▽資本金=3億5000万円▽売上高=約50億円(14年3月期)▽従業員=約320人▽設立=12年(平24)10月

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ